開業するぞ!と決意したらまずやるべきこと。



鍼灸院の独立開業はイメージを現実にしていく作業です。


「開業するぞー!」と心に決めたら、まずやるべきことがあります。


それは頭の中の計画を整理していくことです。


仕事を進める上で絶対に必要な PDCAサイクル の考えってありますよね。


Plan:計画を立てる

Do:実行する

Check:評価する

Act:改善する


これを繰り返して「より良い」状態に高めていくのですが、最初のPがないことには何も始まりません。


一時的な気持ちに任せて話を進めてしまうと後でガタガタになって大変な目にあうこともあるので注意です。


じっくり考えてみましょう。


◆まずは「イメージ」を重ねて具体的にしていく。


まずやるべきこと、それは想像力をフル活用してイメージを積み重ねていくことです。


どんななのか?

屋号はどうするか?

どんな患者さんが来るのか?

料金・治療費はどうするか?

診療(営業)時間は?

どこにを構えるか?


…などなど。


とにかくイメージを出して、箇条書きにしたり絵に描いたり、イメージに近い写真を集めたりします。


この作業をするかしないかで開業までの道中をスンナリ通れるか、迷子になっちゃうか決まってきます。


要するに「なんとな~くレンガを積み重ねる」のと、「橋を作るためにレンガを積み重ねる」のでは、効率や完成度が全然違ってくるということですね。


特に「自分がどう働いているか?どんな風に仕事をしているか?」という想像は積極的にしたほうがいいです。


これが想像できないとハリボテみたいな開業になってしまいます。


外見と同時に内面も想像して整理していくと良いと思いますよ。


独立開業するというのは、その決意や願望や想像力など「気持ち」という骨格に、具体的かつ現実的な肉付けをしていく作業です。


想像は無料ですし、何回でも更新することができますので、納得できるまでやってみてください。


イメージが固まったら、その方向に前進あるのみです。


◆開業する日時を決めてしまう!


目標設定で最も重要なことかも知れませんね。


1年後でも2年後でもいいので、開業日を〇年〇月〇日〇曜日まで決めます。


決めてしまったらカレンダーに書き込みましょう!


開業という夢や目標に期限・日付・締切を設けることで一気に具体的に感じられますよ。


夢物語ではなく現実の話として考えていきましょう。


まずはココからです。誰もが通る道です。


早速、紙に自分のイメージを書き出してみましょう。


「またいつか時間があるときにしよう」という感じでは開業はかなり先のことになるでしょうね。


すぐやる精神が大事ですよー!


プランさえできれば、あとは実行あるのみです!


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