治したいならインプットよりアウトプット



もっと上手くなりたい!


今以上の結果を出したい!


そういった上昇志向があるのに、なぜか結果が出ない…。


治療技術の向上に限った話ではなく、いろんな場面で起こることです。


そういった方々に共通している傾向が「インプット過多」です。


要するに「情報を詰め込み過ぎ」ってことですね。


インターネット・スマホが当たり前になり、生まれたときから情報を引き出すデジタル機器が身近になっています。


ちょっと調べれば関連情報がドンドン手に入る時代です。


まさに情報の洪水ですね。


いろんな方法や体験談が目に入るのでアレもコレも良さそうに見えます。


その結果、アレにもコレにも手を出してしまう…という感じです。


いろんな知識や情報が手に入ってよさそうですが、多すぎるといけません。


何にしても多すぎると分散してしまって、どれも身につかないということになりかねません。


いわゆる「ノウハウ・コレクター」という状態ですね。


多すぎると薄まってしまうんです。


ノウハウをインプットするのもモチロン大切ですが、そればっかりに偏ってはいけません。


頭に入れたノウハウをアウトプットすることによって初めて結果を出せるのです。


発展途上で、道を模索している状態では、どうしても気持ちが不安定になり複数のノウハウを収集しがちです。


そればっかりしてると「頭でっかち」になってしまいます。


結果を出すには、「ひとつ」を信じて、それをひたすら繰り返し、アウトプットしていくことです。


どんなに素晴らしい治療技術を知識として知っていても、実際に治療として提供できなくては意味がないですからね。