3‐4◆交通事故患者さんの来院を増やす方法?



ここまでに解説してきたように「施術者・患者さん・弁護士さん」というチームで保険会社に対応すれば、治療費を回収することが可能です。


しかしながら、その患者さんに来院してもらわなければ、このマニュアルを活かすことができません。


交通事故に遭われた患者さんから選ばれるにはどうすればいいでしょうか?


まずは「交通事故後の治療ができること」「自賠責保険が使えること」を患者さんにお知らせしなくてはなりません。


無料で始められるSNSやブログサービスを利用して、交通事故後の対応や、治療の過程、ムチウチ症に関すること、そしてそれらには自賠責保険が使えることなどを分かりやすく説明しておくといいと思います。


また既存の患者さんや、そのご家族・ご友人が交通事故に遭われることもあるので、交通事故に対応できることを内外に知らせておきましょう。


院内の目につきやすいところに「当院では交通事故患者さんの治療も可能です・自賠責保険が使えます」と掲示しておくだけでもいいと思います。


あくまでも私の感覚ですが、新規の交通事故患者さんが来られるより、既存の患者さんが交通事故に遭われて治療するというケースの方が多いように思いますので、自賠責保険を使って治療ができることを必ず告知しておくようにしてください。


ただし「交通事故治療専門院です!」とか「交通事故に遭われたら是非とも当院へ!」とか、露骨にアピールし過ぎるのも下品かな…というところです。


交通事故を全面に出したPRを「あの治療院は人の不幸で金儲けするんだな」というふうに感じる方もいます。


あくまでも「受け入れ可能です」といったニュアンスに抑えておくのが妥当かなと私は考えます。


告知と準備だけはしっかりして、あとは患者さんの来院を待つのみですね。