鍼灸師が「医師の同意」なく自賠責保険を使った結果



交通事故に遭われた方を自賠責保険で治療できるのは「医師」と「柔道整復師」だけだと思い込んでいませんか?


実際には「鍼灸師」にも「マッサージ師」にも使えます。


しかも「医師の同意」なんてのは必要ないんです!


鍼灸師・マッサージ師の自賠責攻略法を実際に使ってみましたので、その結果を報告します。


結論から書くと、鍼灸師のライセンスしかない私でも「医師の同意」なく自賠責保険を使えました!


約3ヵ月間に渡って患者さんが治癒するまでしっかり診ましたが、請求通りの治療費が振り込まれました。


減額や打ち切りなんかは一切ありませんでしたよ。


◆振り込み口座の写真


治療費を請求したのは対応がいいと言われている「損保ジャパン」さんです。


振込名義が「ソンポジヤパンホケン」となっていますね。


「写真は捏造だー!」とかいわれるとイヤなので前後の項目で見られてもいいものも一緒に撮影してみました。


1ヵ月目の振込(上段)です。下段は公庫への返済。

↑ 1ヵ月目 ↑

初診料 3,000円 × 1回 = 3,000円
治療費 6,000円 × 25回 = 150,000円
時間外加算 3,000円 × 3回 = 9,000円
文書作成料 6,000円 × 1回 = 6,000円

小計 168,000円



2ヵ月目の振込(下段)です。上段は電話代の引き落とし。


↑ 2ヵ月目 ↑

治療費 6,000円 × 22回 = 132,000円
時間外加算 3,000円 × 1回 = 3,000円
文書作成料 6,000円 × 1回 = 6,000円

小計 141,000円


3ヵ月目の振込も問題ありませんでした。



↑ 3ヵ月目 ↑

治療費 6,000円 × 18回 = 108,000円
文書作成料 6,000円 × 1回 = 6,000円

小計 114,000円


◆◆◆

1ヵ月目 168,000円
2ヵ月目 141,000円
3ヵ月目 114,000円

合計 423,000円

◆◆◆


3ヵ月合計で約42万円の治療費を得られたという結果には驚きました。


自賠責保険を活用できれば経営状態を間違いなく良くすると思います。


患者さんにも感謝されて最高ですね。


ドンドン取り入れてください!


◆実際の治療など


今回、公開した内容は「自賠責保険の使い方」のみを解説したものなので、治療方法などは書いていません。


そこは各自の治療技術で診るしかなないって感じですね。


この患者さんは(いわゆる)ムチウチで頸部や背部の痛みが強く、それに付随して頭痛や不快感も訴えていました。


まずは周辺の筋緊張を慎重に緩めていくことに集中しましたが、事故から日が浅いうちは炎症も強いと思ったので患部への直接的なアプローチではなく、遠隔部位の経穴なども使ってみました。


徐々に痛みを強く感じている患部周辺にも刺激を加えていき、患者さんが治癒するまでの約3ヵ月間、しっかり治療ができて良かったです。


患者さんも「治療費を気にすることなく安心して施術を受けられたし、治って良かった」と仰っていました。


お役に立てて何よりです。
 
 

◆まとめ

鍼灸師・マッサージ師は自賠責攻略ブログを活用して、収入をアップさせてください!
 

「裏技」でも「抜け道」でもありません。


鍼灸師・マッサージ師が自賠責保険を使って交通被害者を手助けする正当な方法です。


こういう仕組みがあるんですから使わない手はないですよ。


不幸にも交通事故に遭ってしまった患者さんに治療を提供し、その対価を堂々と受け取ってくださいね!


あはき師の「自賠責保険」の使い方(はじめに)