治療院のホームページは要らない?もっと大事なのは「比較検討」されること。



開業に向けて色々な話がまとまり、契約を済ませて、あとは工事の完成を待つのみ…という段階がきたら次は情報発信や広告宣伝について考えていきましょう。


ご存知の通り、国家資格が伴う治療院は「広告の制限」が定められていますから、表立ってバンバンPRするということができません。


そこで院のホームページを作ったりするのが一般的ですが、ホームページ「だけ」が立派でも意味がありませんよ。


◆ネットでのPRは今のところセーフ


これも言うまでもないというところですが、治療院の広告を制限する法律ができた後にインターネット技術が確立し一般化しました。


つまりネット上の情報は(今のところ)広告ではない、ということです。


ホームページやネット上の文言は不特定多数に発する「広告」ではなく、特定の人物に向けられた「広報」というのが少なくとも今のところの解釈みたいです。


これはいつ変更になってもおかしくはありません。


ともかく、今現在はネット上に情報を出しても違法ではないのですからドンドン活用するべきだと思います。


自分や治療院のことを知ってもらう努力や工夫も当然やっていかなくてはいけません。


◆大切なのは「基礎情報」と「比較検討」


「じゃあ、せっかくなんで専門の業者さんに頼んでホームページを作ろうかな!」

「え?ホームページ制作料金30万円?しょうがないか…」

「5年リースにしたら安い上に新規の患者さんも集められる?」


と思われる先生もいらっしゃるかも知れませんが、あまりオススメしません。


何よりもコストが結構かかるからです。


インターネットが一般化し、独自のホームページを持っている企業や治療院も珍しくない状況になっていますよね。


そこへ新たにホームページを作っても埋もれてしまうというか、費用の割りに宣伝効果は見込めないように思います。


要するに費用対効果、コスパが悪いということです。


そもそも、複数のホームページをひとつずつ丁寧に見比べるという入念なリサーチの末に決めるという「面倒なこと」をやる人は少なくなっています。


私もそうですが、多くの人はクチコミサイトを判断の材料にすることが多いようです。


たとえば「○○市 鍼灸」とか「○○駅 マッサージ」という風に検索することが多いですよね。


ピンポイントに特定の治療院の情報を探すのではなく、複数の情報を見比べるという探し方のほうが時間の短縮にもなるので効率が良く、一般的な行動だと思います。


そこでオススメしたのがエキテンという無料で使えるクチコミサイトです。


ここに治療院の情報を登録して、潜在的な患者さんの選択肢に入り込みます。


自前のホームページを時間と費用をかけて用意するより、宣伝効果があると思いますよ。


とにかく無料ですから費用対効果・コスパという意味では最適です。


大事なのは所在地・診療時間・料金・電話番号などの基礎情報ですからね。


開業前の工事中であっても登録して構いません。


「○月○日にオープン予定」と書いておきましょう。それも情報です。


ここから申し込めます。


・ 【エキテン】


◆最初は無料サービスを最大限活用する


開業後、ものすごーく利益が出て、お金の使い道に困ったらホームページを発注するのもいいと思いますが、固定的な内容だと見てくれる人が増えていきません。


内容が更新されるから見る、見たいと思うわけです。


そこで無料で使えるSNSやブログサービスをオススメします。


例えばフェイスブックやツイッターですね。このブログもGoogle社が提供してくれている無料ブログサービス「Blogger」を使っています。


スマホから得たネット上の情報を生活の判断材料にすることが当たり前になっていますから、そこに情報を提供しておかないと選ばれる可能性も下がってしまいます。


幸いなことに開業したての治療院であっても比較検討の場に顔を出せる無料サービスがありますので、これを使わない手はありません。


まずは基礎情報をしっかり登録して、あとから写真でも特長でも更新していきましょう。


50代以上の年齢層でもネット検索から来院に繋がるケース結構ありますよ。


是非とも情報発信、つまり「知ってもらうための工夫」をしてみてください。


ここから無料で登録できますよ!  【エキテン】