内装工事のポイントは「プロを頼る」こと。結局「餅は餅屋」です。



専門家に頼ったほうが上手くいくことって結構ありますよね。


内装や設備の工事を依頼する際には相見積を取ると最安値を見つけやすいです。


同じ内容の工事なら安いほうが良いに決まってますからね。


これで費用を抑えることができます。


さて今回は、工事を依頼する業者さんとのやり取りについてです。


初めての開業という場合が大半ですから、業者さんとのやり取りも初めてな人がほとんどです。


私も最初は分からないことだらけでしたが、業者さんと打ち合わせを重ねていくうちに、あるポイント・コツがあることに気づきました。


結論から書くと「思い切って業者さんに任せてみる」ことが上手くいくコツだと私は思います。


◆頼るべきはプロの経験値&経験知


こういう治療院にしたい!という希望や理想は誰にでもあると思いますが、その全てを実現させるというのはなかなか難しいものです。


費用の面も問題ですが、それ以前に「新店舗を作り上げる」のが初めてなので圧倒的に経験不足なのです。


その反面で「ココはこうしたい!」という断片的なイメージだけはあるので全体の構想が上手くまとまらず開業する本人も業者さんも困ってしまうということ…結構あるみたいです。


そこで思い切って業者さんに「お任せ」してしまうのです。


なにも全てを丸投げしてしまうわけではありませんよ。


ポイントだけは押さえて、あとの細かいところは経験豊富な業者さんの最適解に委ねるというイメージです。


我々「素人」が変なコダワリを全面的に押し出して「何か変…」な感じになってしまうと目もあてられません。


そこはやはり「プロ」である業者さんに聞いてみる、それが良さそうなら採用する、また提案してもらう…というのが一番だと思います。


私の場合ですが、「治療院なので清潔感がある感じ・シンプルで自然な感じ・落ち着ける感じ」ということだけを伝えて、あとは業者さんに提案してもらうことにしました。


その結果…とっても上手くいったと思います!


もちろん作業の途中で判断を求められることはあります。


「フローリング材はどうしますか?」と濃さの違うサンプルを見て選んだり、「壁紙の色と質感はどうしますか?」と色見本や素材見本を見て選んだり、そんな感じですね。


最初からムリに「ココは必ずこう!」とピンポイントで指定しようとすると下手に時間がかかったり全体的なバランスが取れてなかったりするものです。


そういうところはプロに任せて、好みの判断だけは自分で決めていくというのが良いんじゃないかなと私は思います。


◆業者さんからの本質的なアドバイス


ある業者さんに

「AとB、どちらの壁紙にしても、それが原因でお客さんが増えたり減ったりはしないんで好きなほうを選んでください。ここで一番長く過ごすのは○○さんですからね。」

と言われたことを今でも覚えています。


そりゃそうですよね!


そんな風な選択を積み重ねて、最終的には自分の好みを含んだ治療院が完成しました。


全体的に「まとまり」があり、これぞプロの仕事だなと感動しましたね。


「自分の店なんで何でも自分で決めなくちゃ!」という気負いみたいなものを早い段階で捨てて正解だったと思います。


患者さんにとっては院内の造りや装飾なんてのはオマケ程度の意味しか持たず、一番大事なのは満足できる医療サービスが受けられるか否かという点です。


それぐらいの感覚で、内装工事については「プロの提案」に乗っかってみるのもいいのではないでしょうか。


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