鍼灸院でも「キャッシュレス決済」しましょう!




「現金」を使わずに支払いを完結させる「キャッシュレス決済」。


現金払いがなくなることはないと思いますが、キャッシュレス決済の割合が増えていくことは間違いありません。


クレジットカードはもちろん、スマートフォンを使ったQRコード決済なんかも当たり前になっていくと思います。


テレビやラジオが主流だったところにインターネットが躍り出るのと似てますね。


まさに「時代の流れ」です。


日本政府もキャッシュレス決済を普及させようとしています。


「キャッシュレス・消費者還元事業」として、事業者にはキャッシュレス決済用の端末を支給したり手数料を安くして導入を促進し、消費者にはキャッシュレス決済の際にポイントを還元する…という感じの政策です。


この大きな流れに乗っかって鍼灸院でも「キャッシュレス決済」ができるようにしておくほうがいいのではないでしょうか。


手元に現金がなくても支払いができますし、「ポイントもらいたい!」って患者さんも結構いますから、とりあえず準備だけでもしておくべきだと思います。


機会損失を避けるためです。


申し込みから導入までが比較的早いキャッシュレス決済を紹介しますね。

①クレジットカードのみ対応
②スマホのみ対応
③カードにもスマホにも対応

①クレジットカード決済のみ対応


クレジットカードを使った決済ができるのがSquare(スクエア)です。


Square(スクエア)はアメリカの会社でカリフォルニア州サンフランシスコに本社があります。


2013年に日本でもサービスを開始し、三井住友カードとも提携するなど地盤を強化しています。


普段から現金は持たずカードを切りポイントやマイルを貯めている人って一定数いますよね。


実は私もそうです!


カード支払額の1%がポイント還元されるとすると、実質1%の値引き、本来価格の99%で買えちゃうわけです。


ノーリスクで実質的値引きがされるんですから、やらない手はありませんよね。


そういった人向けに鍼灸院でも各種クレジットカードを使えるようにしておくワケです。


同じ効果、同じ料金ならカード決済できる院を選びますから!


鍼灸院の回数券など支払いが高額になるケースなどでは特に活躍しそうですね。


大金を持ち歩かずに済みますし、手元に現金がなくても購入が可能、カード会社によっては後から分割払いにも変更ができます。


「カード決済ができる」というだけでも院の付加価値・差別化になりますよ。





また外国人観光客は特にカードで決済したがっています。


外国からのお客さまは、わざわざ自国通貨を日本円に両替して大量の現金を持ち歩くなんて面倒なことはせず、カードでパパッと払ってしまうのが一般的です。


訪日外国人観光客は右肩上がりに増えています。


(↑ 記事執筆時には新型コロナウィルスの大流行なんて考えもしなかったのですが…)


フジヤマ!ゲイシャ!

トーキョー!キョウト!


そういったメジャー観光も良いんですが、よりディープな日本的体験も人気です。


マンガ・アニメ・アート…

着物・祭り・商店街…

ラーメン・ヤキニク・クルクルスシ…


そういう好奇心を刺激するコンテンツが注目されています。


特に実体験を伴うものが注目されているようです。


これからは鍼灸にトライされる外国の方も増えるかも知れませんね。


~Japanese Acupuncture Deep Relaxing~


…みたいない感じでしょうか。


ハワイでロミロミ、台湾で足ツボ、日本で鍼灸…みたいになると面白いですね。


外国人観光客向けの鍼灸ビジネス、今以上に増えると思いますよ。


その日のためにもカード決済は「あって損なし!」というところです。





話が逸れてしまいましたが、クレジットカード決済のみでしたら、


公式サイト



Square(スクエア)がオススメですよ。


使用にはスマートフォンやタブレットが必要です。


カードリーダー(決済機)を購入する必要がありますが、決済端末実質0円キャンペーンをしているみたいなので要チェックですよ。


②スマホ決済のみ対応


スマートフォンを使った決済、いろいろありますよね。


QRコードやバーコードを使って支払いをする決済サービスですが、○○ペイが乱立して、もうワケが分からない域にまできてます。


その中で最も安定性がありそうなのがPayPay(ペイペイ)です。


ソフトバンクとヤフーという超大手2社が合弁して作った「PayPay株式会社」が運営しています。


「100億円あげちゃうキャンペーン」で話題になったのでご存じの方も多いのではないでしょうか。


宮川大輔さん出演のCMもバンバンやってますよね。


日本の企業が日本人向けに提供している決済サービスですが、訪日中国人旅行者向けにアリペイの決済にも対応しています(別途アリペイの審査が必要)。


PayPay(ペイペイ)のスゴイところは


・初期費用

・月額費用

・決済手数料

・入金手数料


これらが全部「0円」というところです。


※厳密にいうと…

・決済利用料は2021年9月30日まで無料。

・入金手数料は2020年6月30日まで無料(ジャパンネット銀行は永年無料)。

とのこと。


「とりあえずキャッシュレス決済できるようにしておきたい」というケースにはピッタリかも知れませんね。


スマホでの決済は、やはりスマホと親和性の高い若い世代での利用が多そうです。


20~30代という感じでしょうか。


美容鍼灸など若い女性の利用が多い鍼灸院なんかでは何かとスムーズに活用できそうですね。


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③カードにもスマホにも対応


クレジットカードもスマホも電子マネーも全部まとめて使えるようにしておきたいということでしたらAirPAY(エアペイ)がオススメです。


オダギリジョーさん出演の「じゃ、いいですぅ~!」のCMでおなじみですね。


リクルート社が運営している日本の決済サービスです。


カードはもちろん、PayPayなどのスマホ決済、交通系の電子マネー(SuicaやICOCA)、さらにはTポイントなどのポイントでも決済が可能です。


キャッシュレス0円キャンペーンでiPadまで無料で貸してくれるとのことですが、規約を読むと鍼灸院を含む医療分野は対象外みたいですね。


カードリーダーのみが0円となる「0円スタートキャンペーン」は鍼灸院でもいけるようです!


iPhoneかiPadが既にあるという場合はそれが使えます。


全てのキャッシュレス決済に対応したいのであればAirPAY(エアペイ)ですね。


都市部では支払い方法も多様化していると思われるので、全部をカバーするならコレが最適だと思います。


公式サイト



月額固定費、振込手数料は0円。

決済手数料は、どの決済も「業界最安水準」というのも良いですね。


まとめ


申し込みから導入までが比較的早いといわれているキャッシュレス決済を3つ紹介しました。


初期費用や手数料などを確認した上で、自院に一番合いそうなサービスを選んでくださいね。


もちろん「現金払いのみを貫く」という選択肢もありますので、焦らずに考えてみてください。


0円スタートキャンペーンの期間中なら、とりあえず導入してみて、使用頻度が低いのであれば中止するというのでもいいと思います。


あと、鍼灸院の場合では開業届の提出を求められることがあります。


面倒ですが、申し込みに必要であれば用意するしかありません。


もし手元にないときは管轄の保健所に出向いてコピーを出してもらいましょう。


以上、加速する現代的な支払方法「キャッシュレス決済」についての記事でした。


お役に立てれば幸いです。